日々育児や仕事に追われ、もう頑張れない、自分時間がほしいと思って手に取った1冊。
とにかくタスクを早くこなして、余剰の時間を作りたいと、時間術系の本を色々読んできたが、仕事の生産性が上がっても、どんどん処理するタスクが増えるだけで、効率が上がれば上がるほど、疲弊している自分がいた。この本は、その問題点に触れ、その原因を教えてくれた点に大きな意味があった。
人生は有限、人はいつ死ぬかわからないということは分かってはいたが、深く考えることもなく、時間を浪費してきたように思う。
『人生とは時間の投資』
『 人生の公式
得られる結果(ゴール)
= 投資した時間 ✕ 行動レベル』
という考え方は、斬新で、かつ、とても分かりやすい。
私は、その都度、得たい結果を決め、それを目指し取り組んできた自負はあるものの、「このままでいいのかな?」と不安になることも多かった。人生で本当に得たい結果を、もっと突き詰めて考える必要があると思った。
得たい結果に繋がらないタスクは、完璧を目指さずギリギリのラインを見極めて対応し、一番得たい結果に繋がることに、時間も自分の気力も注力する。これができれば、思い通りの人生になりそうだし、一度限りの人生を謳歌できる気がした。
困ったときはこの本を都度見返し、人生の時間の投資方法を考え続けたいと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
生き方
- 感想投稿日 : 2024年4月23日
- 読了日 : 2024年4月23日
- 本棚登録日 : 2024年4月23日
みんなの感想をみる