時代小説の体を成した地方在住のアッパーミドルクラス(の下のほう)の日常を描いたホームドラマ。
昭和生まれのオジサンの読後感は(ほんのり)好し。
きっと、ダイバーシティだなんちゃらと隣人の倫理観も見えづらくなり、「世界中が敵に回っても、ママはあなたの味方だからぁ~」をデファクトスタンダードにしようとしている世間に疲れているんだろうね。
自分を律し、我が子を叱れ、他人が叱れば(理不尽でなければ)お礼を言う。が、当たり前だった時代の物語。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年9月10日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2019年9月10日
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