「マニュアル」をナメるな!~職場のミスの本当の原因~ (光文社新書)

著者 :
  • 光文社 (2019年9月30日発売)
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感想 : 10
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ミスや事故があったとき、手順を増やすとかマニュアルを見直すということは、ありがちな話だ。そういうとき、往々にして手順が煩瑣になり、ただ現場に負荷をかけるだけになっている気がした。本書では冒頭から、マニュアルは1ページに納めなければならない、と手順の長大化を戒めていて、そのあたり、わかっているなぁと思った。実際のところ、エラー対策について述べた本を数冊読んだけど、そうだよなぁと共感するのは、やった感だけ求めてもミスは減らないよ、という話だ。

2人でチェックすると、かえってミスは増えるとか、冷静に考えるとそうなるよね、という例も多く、現場での仕事の在り方に多くの示唆を受けた。いろんな現場があるにしても、どういう領域でも、気をつけなければならないことはあるし、人間の能力は有限なんだよね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月10日
読了日 : 2022年10月10日
本棚登録日 : 2022年10月10日

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