江戸幕府が倒れて間もなく、パリに渡った侍がいた。激動の普仏戦争~パリ・コミューンの戦いを、日本刀を手に駆け抜けた男・前田正名。実話を基にした歴史エンターテインメント小説。ダ・ヴィンチ文学賞A.S.ゼロワングランプリ大賞受賞作(「BOOK」データベースより)
坂本竜馬に感化された若き侍が、普仏戦争・パリコミューンに参加していく過程が自然に描かれていて、その点がGOOD。
〈騎士道〉に準じるフランスの友人・仲間と共に、〈武士道〉を貫き通す正名の姿は、実に真っ直ぐで爽やかなものでした。
次作にも期待します!
読書状況:読み終わった
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た行
- 感想投稿日 : 2011年5月10日
- 読了日 : 2010年1月1日
- 本棚登録日 : 2010年12月14日
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