「殺人鬼フジコの衝動」だけでなく、この「インタビュー・イン・セル」まで読まないと、この事件は語れないと思った。もちろん「私はフジコ」も読んでおくに越したことはないが。
下田健太と関わった女性被害者が多過ぎて、人物相関の把握が私には少し大変だったから、改めて読み直せばもっとすんなり頭に入ってくると思う。最近前作を読んだはずなのに、小坂初代さんにも最後まであの小坂さんのお母さんだと気づかなかったし、みっちゃんと聞いて美也子が思い浮かばなかった私はバカかと思った。フィクションだけど、ほんと下田健太は常軌を逸していて、サツキ同様激しく嫌悪感を覚えずにはいられない。これがイヤミス、ということか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年1月11日
- 読了日 : 2020年1月11日
- 本棚登録日 : 2020年1月7日
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