色の説明に歴史を織りまぜている。陶器や着物など様々な作品にどんな色が使われているかを、色見本を用いているものもあるので解りやすい。風景や花などの写真の全てが美しい。色に関するエッセイがある。藍染めは世界中で行われ、それぞれの気候風土で色は異なるそうだ。秀吉ゆかりの障壁画の話は切ない。他にも色の物語がたくさんありそうだ。何度も見かえしたくなる本だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
芸術
- 感想投稿日 : 2024年4月1日
- 読了日 : 2024年4月1日
- 本棚登録日 : 2024年4月1日
みんなの感想をみる