The Catcher in the Rye

著者 :
  • Penguin (2010年3月4日発売)
3.56
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本棚登録 : 101
感想 : 10
3

誰かの日記を読んでいるようなずっとオチのない小説だった。この本がそんなに評価が高いのか。タイトルにしても、catcher in the ryeという表現は確かに一瞬出てくるけれど、それがこの本の本質だったとは思えない。ライ麦畑の端で落ちそうになる子を救ってあげたい、から転じて、社会で落ちぶれそうになる僕を救って的な意味だと解説サイトにはあった。え、クズだな?最後Phoebeがめちゃくちゃケアしてくれたこと言ってるのかな(Phoebe=the catcher in the rye?)。だとしたら10歳にそんなこと託すなよ、と。Phoebeは10歳という設定にしてはかしこすぎると思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年11月6日
読了日 : 2020年11月5日
本棚登録日 : 2020年11月5日

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