誰かの日記を読んでいるようなずっとオチのない小説だった。この本がそんなに評価が高いのか。タイトルにしても、catcher in the ryeという表現は確かに一瞬出てくるけれど、それがこの本の本質だったとは思えない。ライ麦畑の端で落ちそうになる子を救ってあげたい、から転じて、社会で落ちぶれそうになる僕を救って的な意味だと解説サイトにはあった。え、クズだな?最後Phoebeがめちゃくちゃケアしてくれたこと言ってるのかな(Phoebe=the catcher in the rye?)。だとしたら10歳にそんなこと託すなよ、と。Phoebeは10歳という設定にしてはかしこすぎると思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年11月6日
- 読了日 : 2020年11月5日
- 本棚登録日 : 2020年11月5日
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