この手の本はなかなか日本では受け入れられにくいのかなというのが第一印象。怪しさがつきまとうし、気恥ずかしさもある。
危機に陥った夫婦だけでなくて、熱々のカップルにも有効とあれば、少し敷居は下がるかもしれない。
果たして、その内容は綿密なスタディによっている(そうな)ので、説得力はある。外国人のお話なのだが、訳文が比較的自然な日本語に仕上がっているので、違和感なく読める。#これは大きい!
そうして思ったこと;
やっぱり、せっかく、いちおう好きになった相手なのだから、思いやりをもって接したいね。近しい分、甘えが出て、自分の言いたいこと言うときもあるんだろうけど、相手も同じだろうし、同じこと言い合っててもそれは子どものケンカと同じ。相手に変われって言うのなら、まず自分が変わらないと。行動で示す。それと、とかく相手の欠点に目がいきがちだけど、じゃあそんなに自分は聖人君子なのか自問した方がいい。いいところに注目して生きた方が、本当は心穏やかかも。
そんな気分になりました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年3月29日
- 読了日 : 2011年12月3日
- 本棚登録日 : 2012年3月29日
みんなの感想をみる