対象関係論を学ぶ―クライン派精神分析入門

著者 :
  • 岩崎学術出版社 (1996年3月15日発売)
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本棚登録 : 184
感想 : 12
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 対象関係論に関する基本的な概念が順序良く説明されており、クライン派(特にビオン)の入門書としてはかなりわかりやすくまとめられている。ほかの入門書は難解なものが多いので、私のような初心者には大変有難い内容といえる。
 クラインやビオンの理論が特に重点的に紹介されており、それによる一貫性が読みやすさの要因としてあるのかもしれない。しかし、「わかりやすい」ということは「わからない」ことを見落とさせてしまい、「わかったつもり」になってしまいがちである。なので、またしばらく間を空けてから読み返そうと思う。
 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 精神分析学
感想投稿日 : 2012年7月25日
読了日 : 2012年7月25日
本棚登録日 : 2012年7月23日

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