後宮の花は偽りを散らす (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2019年7月10日発売)
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感想 : 22
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※辛口です

双子の兄が皇帝で、異国の公主を妃として国境付近に迎えにいってから公主と姿を消す。なので、双子の弟と異国の言葉が話せる女性官吏がばれないように身代わりになって国の陰謀とかなんかを蹴散らす話。
文章が読みにくくて頭に入ってこないのに、陰謀だらけで頭の中がごちゃごちゃになってゆっくり整理しながら読んでたら、感情移入する隙もなく。まだ完結していないためどこまで続くか見通しもつかないのでここで脱落です。。(完結してたら斜め読みでもして読破しますが。)

1巻で最初に入れ替わりする時に、しれっと後宮に収まっていて。国境付近で消えた〜後宮までの道中どうなったんだろう?がずっと頭から離れず(読み飛ばしたかな。。とか思いながら)、双子の弟→女性官吏へのLOVEアピールがバリバリにあり、いつの間にそんな好きになった。。。?となり、2巻ではまたもや当然のように冬来という身辺警護の女の人が登場し(あれ?誰この人???)と困惑し、2巻最後の陰謀の幕引きはあっさり終わり。。。初っ端からの困惑をずっと引きずる形となり話に集中できませんでした。。

せめて恋愛面できゅんとするのであれば良かったのですが(本当に1台詞だけでもいい。匂わせでもいい)、双子の弟→女性官吏のアピールに鈍い三十路手前の女性官吏はさすがにちょっと無理がありました。。双子の弟←女性官吏でもあるんだから「あれ、両思いじゃんこれ」と、勘違いしなさい。気づきなさい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(日本)
感想投稿日 : 2023年3月2日
読了日 : 2023年3月2日
本棚登録日 : 2023年3月2日

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