コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる (コーチ・エィ監修コーチングシリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2002年7月24日発売)
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マネジメントに悩んで手を取った書。
コーチングの講座を受けて実践してみたいし、マネジメントコーチをつけてみたい、と思った。かなり有益な内容ばかりだが、実践するのが難しい類のものなので、実践とフィードバックなサイクルを作りたい


・コーチングとは、行動に移すために双方向でアイデアを出し合い、生み出していく一連のプロセス
・必要なのは何をすべきかではなく、それを実際に実行に移す方法。知っているとできるの溝
・教えるのではなく、引き出し、考えさせる
・環境に着目する、やる気を扱ったりはしない
・情報の伝達(パラクライン)だけでなく、話すことで自分が気づく(オートクライン)を求めていて、なのでただ聞いて欲しい
・変わらないものと変わるもの。変わるものはものの捉え方。
・自分の感情、考え、欲求、行動、自分の役割から距離を持つことでものの捉え方の幅が広がる
・私やあなた、から私たちとすることで摩擦を回避し、捉え方の幅を広げる
・古いOSであるバイオリアクションをコントロールする
,コミュニケーションは要求すること。コーチは要求する
・相手のリクエストを聞く。なんらかのリクエストを迂遠に伝えようとするからコミュニケーションが複雑になる
・頭脳で聞く。耳は聞こえる
・聞く能力とは、話しやすい環境をつくる、聞き分ける、引き出す、効果的な質問をする、確認する、の5つ
・あくまで主体性を引き出すことが大事。オープンクエッションであっても答えを誘導するような質問は避ける
論理的な選択を迫るような、選択肢を提示もしない。答えはいつも私たちが探している場所の外側にある、、?
・アクナレッジメントは称賛とは異なる、到達点をそのまま口にすることで相手が達成感を持つように導く行為
・評価の雰囲気を作らないこと。比較する言葉は使わない、IやWEのメッセージで
・良いコーチになるということは、私のおかげ、を放棄すること
・コーチングは万能ではない。コーチングが機能する対象は、リスクが高い×高度な人材とリスクが低い×未熟な人材。リスクが高い×未熟な場合はティーチングも。緊急ではないが重要なもの

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年8月12日
読了日 : 2020年8月13日
本棚登録日 : 2020年8月12日

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