デッドヒート 2 (ハルキ文庫 す 4-3)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2013年7月13日発売)
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感想 : 7
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走水剛は、一般入試で修学院大学に無事入学する。
そしてあぶさん監督のもと、箱根駅伝を目指すことになる。
ライバルの同級生や上級生たちと毎日切磋琢磨しながら月間1000?を走りこむ

?啄同時
最良のタイミングを見逃さないという姿勢
親父はいつもからをたたかなければならないタイミングもへちまもない
それがオヤジの役目だ。
物事にはタイミングがある、それを見逃したり、乗り遅れたりしないように親父は
説教をする。


ウサギとカメの話
物の見方の違い
?こつこつ進む亀が最後にはかつ
?ウサギが愚かだという教訓

強いエースはいらない、強いから威張る、強いから練習をさぼる
エースは性格が大事謙虚で性格のいいエースを選ぶ→チーム全体の底上げ
→箱根で勝てるチーム作り

シードを持つ修学院代は、箱根駅伝に出場するが、5区でブレーキとなり、
脱水症状を併発し、棄権となってしまう。


復路はオープン参加となる。
試合中に反省する暇はない。振り返るのはすべてが終わってからだ。 俺たちは
レースの真っただ中にいる。
復路の勝負はこれからだ。いいかみんな落ち込まないでくれ、めげないでくれ
箱根駅伝は続いているんだ、復路はオープン参加となってしまったが、だからどうした
それでやる気をなくしてしまうような練習をしてきたのか。
こういう時に男の真価が問われるんだ。、いいかみんな、俺も心ははちきれそうなくらい
につらい、泣きたい・・・

あぶさん監督は袋のメンバー、いや全部員を鼓舞する。
8区を走る走水、ハートで選んだ選手がハートを折る走りをしたためにあぶさんは
皆の前で叱責する。タスキが途切れたことに怒っているのではない、ふがいない、気持ちが入っていない走りに対して怒りをぶつけた・・

五区を危険になった三十万先輩とのやり取り、自分の思いをぶつけ、先輩の思いを
掻き出し、さらに気持ちを高める駅伝部員

2年目のシーズンが終わりを迎える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年10月28日
読了日 : 2014年4月26日
本棚登録日 : 2014年4月20日

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