ダンまち3巻。ファンタジー世界で駆け出し冒険者のベル君が成長していく話。新キャラが出るのではなく、2巻までに出てきたキャラが交錯していく感じ。ベル君は憧れの剣姫アイズさんに稽古をつけてもらうことに。
それにしても、イラストはスタイリッシュな方向性であまりラノベっぽい萌え感を前面に出していない印象ですね。やっぱり燃え小説かな。
RPGではよく、レベル40だったり99だったりという世界が多い中、本著ではほとんどの冒険者はレベル1、最高ランクでも6とかそんなもん。
レベルが1違うだけで次元が違うという本著の世界は、スライムをちょいと倒しただけでレベルが上がるドラクエ的世界と大きく違います。
確かに、ゲームだとプレイヤーのモチベーションを保つためにすぐレベルが上がるようになってますが、ストーリーものであればホイホイレベルを上げてあげる必要は無いのかもしれません。
※逆に言うと、四谷学院の55段階指導というのは受講生のモチベーションを保つためには意味があるのかも(笑
ということで、3巻末にして強敵を何とか倒して、レベル2が見えてきたベル君。本人のひたむきさに加え、周囲の優しさ(といっても、叱咤激励込み)もあって、相変わらず微笑ましく読み進められます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2021年3月7日
- 読了日 : 2021年3月7日
- 本棚登録日 : 2021年3月7日
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