ネット上に拡散されている怖い話と、それに対するSNSの書き込みやオカルト掲示板の書き込みの引用でほぼ構成されている物語。冒頭のQRコード読み込んだらX(Twitter)のポスト画面が出てきたりして、面白い仕掛け。なんか新時代の小説だなぁって思いました。
ひとつひとつの話はネット上にある不気味な話、という感じで面白く読んだのですが、最後の方どんどん意味がわからなくなってきて、意味わからないまま物語の中に引きずり込まれるような不快感がすごかった。ただただこの意味不明な世界から抜け出したくて最後まで読み切ったという感じ。
平成のオタクの黒歴史を追体験させられているようで物語と関係ないところで心が死にました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ホラー
- 感想投稿日 : 2024年2月19日
- 読了日 : 2024年2月19日
- 本棚登録日 : 2024年2月19日
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