Harriet the Spy

著者 :
  • Delacorte Press (2000年10月24日発売)
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読了:2014/10/28

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スパイというのでAlex Riderみたいなのを想像していたら、人の家の覗き見をしてノートを取る行為のことをスパイと呼んでいるのだった。

前半のOle Gollyの結婚話は、「怖い絵」のガヴァネスの話を思い出した。

後半の毒舌ばかりのノートがみんなに見られてしまってからは、露骨な仲間外れ、いじめが始まるんだけど、あんまり悲壮感はなかった。本人が反省してないからなー。
仲間外れをする級友たちをさらに「スパイ」する。それは傷ついてさらに自暴自棄になっているように見えたんだが、ひたすら書くことによって自分の気持ちを級友たちに見せて、「なんでこんなこと(いじめ)してるんだろう」と思わせたのが最後の修復の理由だったんだと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 英語_多読
感想投稿日 : 2014年10月28日
読了日 : 2014年10月28日
本棚登録日 : 2014年10月28日

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