相変わらず商品カタログみたいな紙面構成。
相変わらず斎藤薫というひとのコラムは「女ってアホだよね…」と男に言われる女の典型みたいな文章。経歴詐称や不倫の芸能人やら議員やらの血液型を取り上げて「やはり血液型は饒舌である」とか、「東京農工大工学部応用分子科学科という正しい理系の面目躍如」と学歴ラベルにすぐ説得されてしまう感じとか、もう本当に「女って馬鹿」という言葉がぴったり来る。
血液型診断は4種類が占いに使うのにちょうどいい割合で分布している日本だけで通じる話であって、国民の9割がA型の国とかありますし、科学的根拠がないのはずっと昔から言われてますけど。「正しい理系」って何ですか?「正しくない理系」とは?そもそも最終学歴が理系だろうと、論理的思考ができるとか、感情に流されないとかいった「理系イメージ」に沿った人間なんてごく一部ってことを、「思い切り理系」の学部にいた女なら身にしみて分かってるけど、この人は相変わらずイメージだけでさも全て分かってるかのように書くからイライラする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書・読み物
- 感想投稿日 : 2016年5月8日
- 読了日 : 2016年5月8日
- 本棚登録日 : 2016年5月8日
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