星詠師の記憶

著者 :
  • 光文社 (2018年10月17日発売)
3.47
  • (4)
  • (17)
  • (21)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 143
感想 : 24
3

水晶を使った未来予知の研究をしている“星詠会”で起こった殺人事件。予知能力を外部に秘密にしているため警察には知らせなかったが、その犯行場面は水晶に予知映像として残されていた。映像にうつった犯人の無実を信じる少年に頼まれ、たまたまその地を訪れていた刑事が事件を調べることになるが…
特殊な設定でその枠内で推理を組み立てる、というミステリが最近多い気がするが、予知という設定が派手なわりに地道な検証が面白かったし、壮大な仕掛けに驚いた。
予知があるから現実になるのか、と思ってしまう気持ちもわかる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ日本
感想投稿日 : 2019年10月16日
読了日 : 2019年10月16日
本棚登録日 : 2019年10月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする