水晶を使った未来予知の研究をしている“星詠会”で起こった殺人事件。予知能力を外部に秘密にしているため警察には知らせなかったが、その犯行場面は水晶に予知映像として残されていた。映像にうつった犯人の無実を信じる少年に頼まれ、たまたまその地を訪れていた刑事が事件を調べることになるが…
特殊な設定でその枠内で推理を組み立てる、というミステリが最近多い気がするが、予知という設定が派手なわりに地道な検証が面白かったし、壮大な仕掛けに驚いた。
予知があるから現実になるのか、と思ってしまう気持ちもわかる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ日本
- 感想投稿日 : 2019年10月16日
- 読了日 : 2019年10月16日
- 本棚登録日 : 2019年10月16日
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