嫁をやめる日

著者 :
  • 中央公論新社 (2017年3月17日発売)
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本棚登録 : 947
感想 : 134
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柿谷美雨さんは、平凡な日常の、あるあるなトラブルやストレスを描くのが本当にうまい。
カフェで隣になった人の愚痴や体験談をずーっと盗み聞きしてるような気分。わざわざ聞きはしないけど、聞こえてしまう分には気になって仕方がないというような。
この作品は、夫を亡くした主人公が、嫁の立場を捨て、新たな生き方をしようと何歩も踏み出す話。
「つぶしてもいい人間」という言葉が印象的だった。また、長崎が好きな人には懐かしさや親しみが持てるはず。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年6月13日
読了日 : 2021年6月13日
本棚登録日 : 2021年6月13日

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