私設図書館の棚にあったこの本を手に取り、一気読み。
各地の公共図書館の効果的な取り組みを紹介しつつ、指定管理者制度や官製ワーキングプアの問題にも触れている。
あるべき公共図書館の姿について考えるきっかけをくれる一冊。
どの世代も選ぶことなく、全ての人が集まれるのが図書館、という言葉にはっとした。そんな場を、減らしてはならない、守らねばならない、そう思えた。
居場所は、誰にとっても必要で、図書館がそのひとつになるのだから。
その重要性に気づく人、そして利用する人が増えることを願う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年12月20日
- 読了日 : 2020年12月20日
- 本棚登録日 : 2020年12月20日
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