登場人物が読書に語りかける形式で物語が進む。
話は、単純に言うと親友同士が女性を取り合う (親友の妻を奪う) のだけど、それぞれが自分の視点から語るというのが面白い。
逆に言えばこういうナラティブを面白いと思えないと全くつまらない話だと思う。筋自体は単なる三角関係だし。
しかし大量にフランス語が混入しているのでわたしはかなり苦しかった(^_^;)
これ、ふつうの英語のネイティブスピーカーはスラスラ分かるのかな…
こういう、ちょっと pedantic なところを嫌がる人もいそうだな。
フランス語以外にも大量に作者の教養知識が投入されているので、笑うべきところで笑えてなかったかも(^_^;)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本
- 感想投稿日 : 2015年4月7日
- 読了日 : 2015年4月7日
- 本棚登録日 : 2015年4月3日
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