タイトル通り、英語を音読、つまり声を出して繰り返し読むことにより、リスニングやスピーキング能力も上達するという内容。音読以外のことも多少は書かれているが、基本的には全て音読の効果の話と思って間違いない。
読むことが英語の上達に最も役立つというのは個人的にも感じていたが、ただ読むのではなく音読することが大事だというのは、当たり前そうでありながら目から鱗だった。特に音読を繰り返した結果、いつの間にか口から英語が自然と出てくるようになったという体験談は、意外でありながらもそういうものなのかなと説得力を感じた。
自分自身は普段難しめの、あまり音読に向かない本ばかり読んでいるので、本書が進める音読法を実践するのは難しいと感じたが、しかし中学生レベルの文章を読むのが最も効果的だということなので、どうしても口から英語が出てきて欲しくてしょうがなくなったら簡単な英語を何度も繰り返し読んで勉強したいと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
雑学
- 感想投稿日 : 2010年7月2日
- 読了日 : 2010年6月28日
- 本棚登録日 : 2010年6月26日
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