図書館革命 図書館戦争シリーズ (4) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2011年6月23日発売)
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感想 : 1130
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図書館戦争シリーズの最終巻。夢中で読み進めてしまったけど、終わってみても寂しさは無い。爽快感というかなんと言うか。
読んで良かったなって気持ちが凄くある。

本編とは関係がないけど、巻末の児玉清さんと有川浩さんの対話にあった、「図書館が生き物になりました」って言葉を読んで、僕が小説を読んで楽しいって思う部分はここにあるよなって思った。

辞書で調べたり、テレビで見たのとは違う、まるでそこで自分が生きてきたかのような、愛情のようなものを持って、題材にされたものへの触れ方が変わる。
それがすごく面白くて、これからも大事にしたいなって思う。そして、そんな感情を、人に与える人でありたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年3月4日
読了日 : 2023年3月4日
本棚登録日 : 2023年3月4日

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