発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190)

著者 :
  • 祥伝社 (2010年1月30日発売)
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本棚登録 : 1715
感想 : 208
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2020.7.26再読。
2010年時点で発達障害についてここまでわかっていたことに驚き。
筆者が当事者でもあるので説明に説得力がある。あるあるも多数。

・発達障害者はもともと健常者に比べてはるかにストレスに対する抵抗力が弱いので、健常者以上に温かく理解のある接し方と対応が必要になる
・発達障害者は、そのそも自分自身を客観的に正しく認識する「自己認知」が苦手で、また他者を正確に認識する「他者認知」も不得手
・対人スキルの未熟さは、どうしても彼らを孤立の淵に追い詰めやすいが、それでもADHDの彼らは、人と親しくしたり、仲間を作りたいという願望は持っている。

2015.8.29初読。
目からウロコ。
じっくり読んで勉強したい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 発達障害
感想投稿日 : 2015年8月29日
読了日 : 2020年7月26日
本棚登録日 : 2020年7月27日

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