まだ12月も半ばだというのに、
連日容赦なく降り続く雪。
図書館からまだたくさん借りてる本を
今年中に読破して全て返却したいのに
気がつけば本を開いたまま、爆睡…の日々。
活字を追うだけの読み方を
本は嫌う。
そんな読み方するくらいなら
(寝てたほうがまし)と、扉は速攻シャットアウト。
本への入書を許可してもらえない。(泣
そんな時。
テーブルの下にある黒い袋をみつけた。
おなじみブクオフの袋だ。
(いつ、買った本だったかなぁ?何の本を買ったのかな?)
自分で買っておきながら、ワクワクしつつ本を取り出す。
(おおっ♪なんて面白そうな本ばかり!
さすが、私専用の司書(←過去の自分)が選んだ本だなぁ♪)
その中の一冊、
『深夜食堂』の扉を開いてみた。
するとここは、
大将の(できるもんならなんでも作る)料理目当てに常連客が集う店らしい。
そのメニューがまた
たこさんウィンナーだの、
甘い卵焼きだの、
昨日のカレーだの、
不思議に今、食べたい料理のオーダーが入るから私もたまらない。
深夜食堂の扉はまるで
実家の扉の様だった。
誰でも帰れて、
いつでも帰れて、
ホッと寛ぐ事が出来る場所。
満腹になって店を後にしたら
本、の
(良かった)の声が聞こえた様な気がした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
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- 感想投稿日 : 2014年12月18日
- 読了日 : 2014年12月18日
- 本棚登録日 : 2014年12月18日
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コメント 2件
円軌道の外さんのコメント
2015/05/03
MOTOさんのコメント
2015/05/07