年間300回のプレゼンを行う、伊藤羊一さんと澤円さんの共著。プレゼンに掛ける想いやテクニックのほか、人生において大切なものや自らが「在り方」を考えて自らが変えていく、といったことが述べられています。
自分がこの本を読んでいて、なるほどなと思ったのは、プレゼンは聞き手にとってハッピーなストーリーをプレゼントする、と書かれていた箇所です。プレゼンで大事なのは、聞き手にとってのメリットや相手に持って帰って欲しいお土産エピソードを渡してあげる点だと述べられています。これはプレゼンに限らず、職場の会議での発言や同僚などとのちょっとした会話にもこの考えを採用できると思うし、又プライベートに応用したらきっと今より良い人間関係を構築できるかもしれません。
自分の在り方とは、自分はなにができるのか、どうありたいのか、といったこと。そういったことを自分の頭で考えて、自分の意思で選択し自分で判断したことを言語化していく。この本にはそのヒントが記されています。
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- 感想投稿日 : 2020年9月24日
- 本棚登録日 : 2020年8月28日
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