「人間などというものは所詮は人間でしかなく、どこまでいっても「理想的な存在」などでは決してありえないということぐらい、理解をしていたはずなのに。結局、僕が僕自身を信じきることができなかったーそんな弱さが、この結果を招いたのだろう。「人間とはこうあって欲しい」という理想を自分勝手に思い描き、また身勝手に他の人間に投影した、そんな間抜けな行い対し、然るべき報いを受けたのである。」流水大賞がここまで完成度の高いものだったなんて。めちゃくちゃ面白かった!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年1月13日
- 読了日 : 2013年1月13日
- 本棚登録日 : 2013年1月13日
みんなの感想をみる