「Supplying War」の翻訳( 2006/05/25発行)。
本書は、原書房から出版されていた古典的名著の文庫版で、いろいろと興味深いことが記載されています。
例えば、第2次大戦中の東部戦線でのドイツ軍の補給に関する分析と、北アフリカ戦線における補給面からの考察で、著者の分析からは一般に云われている見解と少し異なり、興味深く感じました。
ただ一方で、随所におかしな訳文が見られ、読みずらいところが有ります。 どうやら直訳しているようで、日本語にした時、文章がおかしくなってしまった様です。
取り上げているテーマが良かっただけに少々残念でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
近代西洋史
- 感想投稿日 : 2014年12月7日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年12月7日
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