第2次世界大戦中のドイツ空軍のエース・パイロットであったヴァルター・ノヴォトニーについて書かれた評伝(2018/12/19発行、994E)。
本書、航空部隊の編成単位を航空艦隊,航空団,飛行隊などでは無く、軍,連隊,大隊などと記載していたり、エースの事を撃墜王と書いたかと思えば、エキスパート或いはエースとゴチャゴチャに書かれていたり、Bf109と記載していたのが突然Me109と記載されているところがあったり、人名の読みをヴァルターをヴァルテル、ヴェルナーをヴェルネル、エーリヒをエリッヒetc...など、色々と違和感のある書き方をしています。その上、著者の推測(空想?)で書かれていると思われる話や、著者が自衛隊にいた時の体験話 等々、余り必要性の感じない話も多く書かれています。
個人的には純粋な評伝を読みたかっただけに、この内容にはついて行けず非常に残念な書籍でした...
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
近代西洋史
- 感想投稿日 : 2018年11月20日
- 読了日 : 2018年11月24日
- 本棚登録日 : 2018年11月13日
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