財産法による比喩が所々にあり面白かった。
家族法という分野は政治や価値観に立法や解釈が左右され、純粋な法律論では済まず、種々の議論とは切り離せない場所にある。
本書は法律論を述べるだけでなく、立法論にまで踏み込んでいるが、限られた紙数の中で浅はかな記述になってしまっている。
得るものはあるが、何とも中途半端な作品
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年11月27日
- 読了日 : 2017年11月27日
- 本棚登録日 : 2017年11月27日
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