前回、バルドとハヴィの親密度が増したかなー、と思ったのもつかの間、バルドは「もう二度とあんなことはしない」と宣言して、ハヴィを生殺し状態に。その上、ルルカを救うため捨て身で勝手に戦い、ハヴィは激怒。関所の審査官の後釜となり、バルドのもとを去っていってしまいます。
まあ、二人の性格のなせる業だから仕方ないかも。魔獣バルドならそんなにお堅いこと言わないのにね。
後半、自分の気持ちに正直になったバルドですが。
でもでも、ファンタジーがファンタジーでもお姫様系に走っているのがびっくり。夢と魔法の鼠の国映画か、と。こう来たかってかんじです。そんな茶番でもOKなのは、やまねセンセだからですよ。きれいだし、笑えるし、適度にHです!
王子様のバルドは別冊小冊子でとことん楽しめます。王子様だけど、淫乱王子です。受けました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
やまねあやの
- 感想投稿日 : 2010年11月29日
- 読了日 : 2010年11月29日
- 本棚登録日 : 2010年11月12日
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