「みずのいろ。」がよかったので、昔の作品も探して購入しました。
あんなにハードな世界観じゃなくて、中国茶が飲みたくなるような話でした。どの登場人物も個性がしっかりしてて絵のクオリティも高くて引き込まれました。
借金取りから逃げてるヘタレ天然男子×引きこもりな茶店の主人。見た目は二人とも若いwけど、どっちが年上かどっちが攻受なのか全く不明で興味津々になってしまいました。
律さんもクールなんだかオカンなんだかわからない、めちゃくちゃミステリアスな主従関係で気になりました!
893ものみたいな空気感がありながら、諒一の突き抜けた天然ボケのせいでクスッと笑えるシーンがいっぱいで楽しかったです。
でも、「フツウじゃない」と思って生きてきた諒一は、蓮に居場所をもらって受け入れられて、生まれて初めて救われたと思う場面にはぐっときました。律にすごく感謝していた気持ちは恋愛感情にまでに高まったくせに、なかなか言い出せないところもヘタレわんこ過ぎて心配させられたけど、案外まっしぐらなのがよかったですw
蓮もまた「フツウじゃない」と思っていて、自分の居場所をずっと求め続けて生きてきたからこそ、諒一に共鳴するものがあったのかなと感じました。
猫ちゃんがどれだけ眺めてても飽きないくらいかわいくて面白かったです!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
♥BLコミックス♥
- 感想投稿日 : 2016年1月27日
- 読了日 : 2016年1月27日
- 本棚登録日 : 2016年1月27日
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