今まで死にたいと感じたことも精神的に病んだこともない(多分)けど、この本を読んで、死にたい人や精神を病んでしまった人に対しての理解がほんのちょっと深まった気がする。言葉尻から想像することしかできないけど、きっと人一倍想像力や感受性の強い人たちで、捉え方次第では誰よりも優し過ぎる面を持っているが故に自己を犠牲にする考えから抜け出せなくなるのかなとも思った。
自殺願望者の相談に乗る側もまた精神的な病を抱えているケースが多いらしく、相互治療というか相互で共感できる存在が見つけられるとやはり自殺に至る可能性はぐっと下がるのだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年7月11日
- 読了日 : 2020年7月11日
- 本棚登録日 : 2020年7月11日
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