聲の形(4) (週刊少年マガジンコミックス)

著者 :
  • 講談社 (2014年6月17日発売)
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本棚登録 : 299
感想 : 14
5

1~4巻まで一気読んだ。アニメ映画化で話題になってたがテーマから敬遠してた作品。
いじめのシーンより高校生になった彼らのぶつかり合いがメインであり、苦しくなる。
青春群像劇には偽善的なものが多いが、今作は一切そんなことはない。植野の性格が何よりそれを物語ってる。
西宮姉妹がかわいく幸せになってほしい。
4巻ではおばあちゃんっこの私は泣いてしまった。
もっとおばあちゃん登場して欲しかったな。
ゆづも心根が優しいがゆえに生きづらい子だ。
テーマが社会派でありとっつきにくいが、案外笑える場面も多く読みやすい。特に永塚がいい味になっている。
続きも読みたいと思う。
変わらない人もいればちょっとしたきっかけで変わる人間もいる。そんなリアルなメッセージを感じる作品である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年7月1日
読了日 : 2017年7月1日
本棚登録日 : 2017年7月1日

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