わたしの六月はゾンビ月間・・・で6月中に読み終えられなくてやっと読了。
感染すると左腕だけが抜け落ち活動する様になる奇病を扱ったSF。
設定がしっかりしており、舞台装置は面白いのだが、折角の魅力的な舞台が全然活かされていない展開な印象。
ちょっと厚めの本であるが、ページ数を思いっきり減らして、閉鎖された施設を舞台にレフトハンドの脅威を避け如何に生き延びるかというスタンダードな話の方が活きたと思った。
謎で引っ張る割に、ご都合的な真相も残念。
原作無視気味の実写映画化で面白くなるパターンかも…。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年7月12日
- 読了日 : 2022年7月9日
- 本棚登録日 : 2022年7月12日
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