4巻なので基本構造は割愛。
今頃になって、群像劇スタイルだと気づく。
この手の物語は、両陣営が英知の限りを尽くしてぶつかり合って始めて面白くなるわけだが・・・。
読者へ情報を伏せすぎていることもあり、両陣営とも何やっているのか把握しづらく、面白さが分かりにくい。
話のカギとなるはずのゾンビ的な存在も、大きく取り扱っていないのも混乱のもと。
物凄く奥の深い話のようでいて、めちゃくちゃ底の浅いような解釈も成り立ちそうでいて怖い。
いろんな陣営がいろんなことを考えつつ、いろんなことをするので話を要約しがたい。
ただ、いろいろ詰め込まれすぎて、おかしいと感じる部分がちらほら見え、それが伏線なのかミスなのかもややこしい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年3月25日
- 読了日 : 2022年3月20日
- 本棚登録日 : 2022年3月25日
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