行動経済学入門

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2003年12月1日発売)
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経済学の基本を知っていればもう少しわかったかもしれない・・・
いろいろな現象が存在することは多数例が出ていたのでわかった.


プロスペクト理論
・利得よりも同じ額の損失に対してより深刻に受け止める「損失回避」
・得をする局面では危険回避的選択をするのに,損をする局面ではむしろ危険志向的な行動をとるという「非対称性」
・わずかな確立であっても発生する確率が正であれば,その確立を過大に認識する「確立ウェート関数」

アノマリー:予測される人間行動と現実の人間行動の乖離

双曲的割引関数

近道選び:不確実性に直面する人間の判断につきまとう3つの代表的な近道選び
①代表制(representativeness)
②利用可能性(availability)
③係留(anchoring)

統合効果:AかつBである確立よりもAである確立が低い

認知不協和:人は間違いを認めたがらない

プロスペクト理論:不確実性下の行動モデル

心の家計簿(mental accounting):最大限支払ってもいいと考える価値,どこで購入するかによって違う,参照点が違う

ナイト流の不確実性(knightian uncertainty):曖昧性の回避(ambiguity aversion)

ホモ・エコノミカス:「超合理的」(効用を最大化),「超自制的」(計画通り行動),「超利己的」(自身の利益のみ追求)

ベイズ・ルール
ゲーム理論の均衡概念
期待効用仮説→アレのパラドックス
効用最大化モデル
ナッシュ均衡→利得の最大化で行動
囚人のジレンマ
ルール・オブ・サム(親指の法則)→根拠のない判断
満足化仮説→途中段階で満足
限定合理性

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 行動経済学
感想投稿日 : 2011年8月20日
読了日 : 2010年6月1日
本棚登録日 : 2011年8月20日

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