国家が存在する意義を考えるきっかけになった。自由が謳われる民主的な国とはいえども、過度に保守的だったり、資本主義の行き過ぎから格差がどんどん進むにつれ、何のために国家があるのかを考えることはたまにある。近年ナショナリズム的な扇動活動を見かけることも少なくなく、もはや時代遅れの排他的な枠組みなのではとも思ったりする。そのような中で、国家の起源とそれに付随する思想を振り返ることで、その両義性を理解することができ、これからのあり方を模索する機会を与えてくれた。
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- 感想投稿日 : 2022年9月23日
- 読了日 : 2022年9月23日
- 本棚登録日 : 2022年9月20日
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