社会科学の哲学入門

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  • 勁草書房 (2021年8月27日発売)
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感想 : 11
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「社会科学の哲学」という学問があること自体知らなかったが、哲学思想と社会科学の両方の側面で物事を捉える面白い分野だと思った。日本ではまだ研究が進んでいないみたいで、本格的な入門書も本書が初という感じらしい。

◯現代の社会科学において自然主義が有力である理由
物理学羨望→ガリレオ、アインシュタインなど、科学史の功績は物理学が大半を占めており、社会学者も物理学のような一人前の学問にしたいという願望があった。

行動主義心理学→心理学は物理学や生物学のような位置づけを目指していた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年12月1日
読了日 : 2021年12月8日
本棚登録日 : 2021年11月29日

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