文士の食卓 (中公文庫)

著者 :
制作 : 浦西和彦 
  • 中央公論新社 (2018年3月23日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 10
4

面白かったです。
文豪の家族・友人・弟子たちによる、文豪の食に関するエッセイ集でした。
食いしん坊な文豪たちのエピソードが、微笑ましかったり、でも付き合う周りの方は大変だっただろうな…と思ったりしました。
煎餅と柿10個と鍋焼うどん8杯を一度に食べてた正岡子規に驚き、食べ物のことで頭がいっぱいだった夏目漱石や、一日の食事のメニューを決めていて予定が狂うと不機嫌になる谷崎潤一郎をかわいいと思ったりしました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アンソロジー
感想投稿日 : 2018年12月30日
読了日 : 2018年12月30日
本棚登録日 : 2018年3月29日

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