炎の牛肉教室! (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2017年12月14日発売)
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<目次>
はじめに
第1章  牛肉の真実
第2章  美味しい牛肉の方程式
第3章  牛肉のおねだん~体験ルポ・ぼくは牛を飼ってみた
第4章  美味しい牛肉をめぐって~日本の「あかうし」篇
第5章  美味しい牛肉をめぐって~アメリカ・オーストラリア・フランス篇
第6章  ほんとうに美味しい牛肉を食べるために
巻末付録  美味しい牛肉を食べられる販売店・飲食店リスト

<内容>
「神戸牛」「松阪牛」…「和牛」と呼ばれる日本の牛肉は、「さしが入り(脂が過度に入り)、焼いても柔らかく、口の中でトロける感じ、というのが定番だ。しかし、著書は「それは違う」という。旨みのある赤牛や短角牛も十分美味しい。しかしこれらはマスコミや飲食店の口コミで否定されている(自分の舌の味わいでなく、他人の評価を読むだけで決められたもの)。本当にそうなのか?食のジャーナリストが切り込んだ。海外では、赤身のほうが美味しいとなるらしい。なれば、日本の牛肉は脂濃くて食べられないに違いない。和牛を海外に売り込みたいなら、そういう海外の常識を確認しないといけない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年6月30日
読了日 : 2020年6月30日
本棚登録日 : 2020年6月21日

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