コーヒーカップ4杯分の小さな物語

  • 書肆侃侃房 (2006年10月22日発売)
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本棚登録 : 54
感想 : 8
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全部で130ページ弱の短編4本入ってます。
4人の作家ではない方々(①監督・脚本家 ②エッセイスト ③脚本家・ライター ④詩人・ライター・編集者)が書かれていますが、各々ステキな世界観が広がっています。
どれもコーヒーにまつわる物語です。情景が容易に浮かんでくるような、まるでどこかへ旅しているよな雰囲気にさせてくれ、どの話も甲乙つけがたく面白いと思えました。

最初は一つの話が短すぎるかとも思い、さほど期待せずに、でもタイトルに魅かれて読んでみましたが、自分としては大当たりでした。
電車とか、待ち時間とか、喫茶店とか‥‥そんなちょっとした時間に読めて尚且つ、物語の世界へ飛び込んでいけるような本でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年5月8日
読了日 : 2016年6月23日
本棚登録日 : 2022年5月8日

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