全部で130ページ弱の短編4本入ってます。
4人の作家ではない方々(①監督・脚本家 ②エッセイスト ③脚本家・ライター ④詩人・ライター・編集者)が書かれていますが、各々ステキな世界観が広がっています。
どれもコーヒーにまつわる物語です。情景が容易に浮かんでくるような、まるでどこかへ旅しているよな雰囲気にさせてくれ、どの話も甲乙つけがたく面白いと思えました。
最初は一つの話が短すぎるかとも思い、さほど期待せずに、でもタイトルに魅かれて読んでみましたが、自分としては大当たりでした。
電車とか、待ち時間とか、喫茶店とか‥‥そんなちょっとした時間に読めて尚且つ、物語の世界へ飛び込んでいけるような本でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年5月8日
- 読了日 : 2016年6月23日
- 本棚登録日 : 2022年5月8日
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