『小さいクラウスと大きいクラウス』はぶっ飛んだお話しでした。
主人公の二人は正直じいさんといじわる爺さん、ではなく、うざくてずるいクラウスと愚鈍で暴力的なクラウス(同じ名前の別人です)で、二人ともまるで善人ではありませんでした。
持ち馬の頭を叩き割るし、自分のお婆さんの頭を斧でぶっ叩き、馬車に乗せて街まで出かけ薬局に入って
「死体はいらんかね」
と売り込んでいました。どんな地獄かと思いました。
アンデルセン童話は『雪の女王』や『マッチ売りの少女』『親指姫』をはじめ、有名なものがありますが、こんな話もあるのだと衝撃を受けました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童・YA
- 感想投稿日 : 2024年2月27日
- 読了日 : 2024年2月27日
- 本棚登録日 : 2024年2月27日
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