夜ふけに読みたい 雪夜のアンデルセン童話

制作 : 吉澤康子  和爾桃子 
  • 平凡社 (2024年1月26日発売)
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本棚登録 : 40
感想 : 4
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『小さいクラウスと大きいクラウス』はぶっ飛んだお話しでした。
主人公の二人は正直じいさんといじわる爺さん、ではなく、うざくてずるいクラウスと愚鈍で暴力的なクラウス(同じ名前の別人です)で、二人ともまるで善人ではありませんでした。
持ち馬の頭を叩き割るし、自分のお婆さんの頭を斧でぶっ叩き、馬車に乗せて街まで出かけ薬局に入って
「死体はいらんかね」
と売り込んでいました。どんな地獄かと思いました。

アンデルセン童話は『雪の女王』や『マッチ売りの少女』『親指姫』をはじめ、有名なものがありますが、こんな話もあるのだと衝撃を受けました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童・YA
感想投稿日 : 2024年2月27日
読了日 : 2024年2月27日
本棚登録日 : 2024年2月27日

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