訓練は着々と進む。競艇選手を目指す18歳近辺の男の子が集まれば、負けん気集団になるのは想像に難くなく。アホの子憲ちゃんが売られた喧嘩を買わずいるわけもなく。「きみの夢よりは小さいかもしれないが、きみがそれに文句をつける道理はない。」年上の河口さんが上手に諌めるあたりうまいことなってる。「おかげで目が覚めたよ。ありがとな、波多野。」波多野の負けん気の強さが巡り巡って、同期たちの何かに火をつける。「水が怖くて、このままお前に負けてるままじゃ……自分で自分が許せんのや!」まぁそういうことにしとこおうか。
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河合克敏
- 感想投稿日 : 2018年10月21日
- 読了日 : 2018年7月27日
- 本棚登録日 : 2018年7月27日
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