京都版「みつめさんは今日も完食」。京都が舞台で、食の精霊じゃなく、妖方面。烏が人間界に降りてグルメを楽しむ。ほのぼの系。「他人より器用も苦労しますからうちは下手でもええですわ」カラスの居候先のおばあがほんわかいい味出してる。「ーそうか、卵とは包容力。包み込まれる幸せや」黄身焼き。豚と卵で想像がつかんが、卵の包容力は半端ないとわしも思う。「私は熟れすぎた柿は苦手やったんですけど…こう形を変えて一本開き直られると逆にハマってしもうてー」熟柿をシャーベットに。な、発想はなかった。これは美味しくないわけがない。
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魚田南
- 感想投稿日 : 2017年6月25日
- 読了日 : 2017年6月16日
- 本棚登録日 : 2017年6月16日
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