「売り言葉」と「買い言葉」 心を動かすコピーの発想 (NHK出版新書)

著者 :
  • NHK出版 (2013年7月6日発売)
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著者の代表的コピーは「たばこを持つ手は、子供の顔の高さだった。」
粋なのは、一倉宏氏の東日本旅客鉄道「会いに行き、恋をしろ」のダジャレで「愛に雪、恋を白」のスキーツアーのキャッチコピー
売り手の主張をストレートに表現し違いを伝える、黒子、裏方、体育会系、啖呵をきったような威勢のよさ、事実をわかりやすく伝える誠実さ、短い言葉の中に力強いメッセージ、頼もしさと親しみの同居「売り言葉」(仲畑貴志)、買い手目線で同じであることを伝える、主演、話題、抽象的、企業側から買い手側への信頼の上に成り立っている言葉、文系、人間の深い部分に触れる表現、見た人を幸せにする「買い言葉」(糸井重里)
年賀状は一年で、いちばん初めに届けられるプレゼント。
本質は、いつだって新しい。ど真ん中の価値はぶれない。普遍的な強さを持って、時代さえも包括する力がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年3月7日
読了日 : 2016年3月7日
本棚登録日 : 2013年7月28日

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