たかしくんの11歳から還暦までの話をSWAの4人が順番に語っていく構成。
一番手は三遊亭白鳥さん。11歳のたかしくんの初恋の物語。
たかしくんがヘビ女と慕うおばさんが恋のアドバイスをして、いよいよ告白!という展開。
もうちょっと何かが欲しい。惜しいなぁという感じ。
二番手は春風亭昇太さん。結婚7年目になっても新婚並に仲むつまじい夫婦関係を築いたたかしくん。なのに会社の人に馬鹿にされてしまう展開。
夫婦のやりとりは面白いけど、方向性としては逆が良かったなぁ…なんて思ったり。
三番手は林家彦いちさん。40代になって夫婦関係も危機を迎えていた。
仕事がうまくいかず、自信をなくしたたかしくんが猿蟹合戦の臼になって猿に立ち向かう。
ちょっとついていけなかったけれど…、最後は一応ハッピーエンド。
四番手は柳家喬太郎さん。還暦を迎えたたかしくん。
こんな日まで夫婦喧嘩をしてしまう二人。
退職したサラリーマンが集まって思い出の背広を川に流す白線流しが隅田川の水質を変えるというのは面白かった。
そして最後におばさんが会いに来てくれたのも良かった。
めでたしめでたし。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年8月7日
- 読了日 : 2012年1月8日
- 本棚登録日 : 2011年8月7日
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