良い意味で滅茶苦茶な作品だな、これ!
第1巻の時点で影武者に不死者に悪魔とフランス宮廷を舞台にこれでもかとインパクト有る要素をぶち込んできた本作だけど、第2巻では更に天使に救世主まで絡めてきますか!
これ、ちゃんと収集着くの?という疑問を持ちつつ、全てが収まるべき所に収まったらとんでもなく気持ちの良い作品になりそうだ
前巻ラストでアルベールに殺されてしまったかに思えたバスティアンは中盤まで出番はなく、宮廷周りの描写が中心。
と言っても、不死者が蔓延っている状況についての説明は相変わらずなく、むしろ事態の混迷が深まっていく展開は有る種麻薬のようなもの
意味が判らないと思いつつも目が引き付けられてしまうね
フランスを救うためだと嘯き、日夜怪盗紛いの行為を繰り返すオーギュスト。一体、彼の思惑はどのようなものなのか?
また、アルベールや天使たちの狙いは何なのか?
そして石の正体は?
気になる所が多すぎる本作。そろそろ事態の説明が欲しい所だけど……
個人的には物語にナポレオンやらジャンヌ・ダルクが絡んでくるとなると「放課後のカリスマ」をどうしても思い出してしまうね
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2020年3月16日
- 読了日 : 2020年3月15日
- 本棚登録日 : 2020年2月2日
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