実写化作品のプレゼンには力を入れている本作だけど、ジャッキー・チェン版シティーハンターを扱った流れでフランス版シティーハンターを取り上げるとは凄いな!完全にジャッキー・チェンが前フリになっちゃってるよ!
シティーハンターが好きすぎて完全再現を狙ってみました、みたいな作品の前ではジャッキー・チェン映画にシティーハンター要素を取り込んでみました、みたいな映画は太刀打ちできないよ!
シティーハンターという作品は全く知らないのだけど、もしシティーハンターという作品を知っていて、邦キチに「邦画です!」とまで断言されるほどに空気感を再現できている作品なら是非とも見たいと思うのだろうなぁ
邦キチが紹介する作品は奇々怪々な作品が多いというのが正直な感想だったりするのだけど、邦画界にそのような映画が存在することがそもそもだしなぁ…
だとしても『狸御殿モノ』って何だ!?初めて聞いたよそのジャンル!?
本作で紹介されるシーンが何一つ理解できねぇ!「グローリア!!」も判らんし、人を垂直に庇うエンタメというのも理解できないし、2005年の時点でAI美空ひばりやってるとかも理解できない!此処まで来ると最早怖いよ!?
他にも「デンデラ」やら「多動力」やら日本には奇々怪々なる映画が山のように有るのだなと理解させられるプレゼンが続々と…
ある意味日本映画の奥深さを垣間見てしまった瞬間でしたよ……
本作の主題は映画のプレゼンであり、登場人物同士の絡みはさして重要度は高くないのだけど、遂に作中でも邦キチの部長への距離感の近さについて突っ込む時が来たかー
まあ、紛いなりにも女子高生な後輩が一人暮らししている男の家に頻繁に出入りしているって改めて考えてみるとアレな状況だよなぁ
ホント状況だけならラブコメになったって可怪しくなさそうなのにそうはさせない邦キチの空気感よ……
- 感想投稿日 : 2020年10月17日
- 読了日 : 2020年10月16日
- 本棚登録日 : 2020年10月4日
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