ツァラトゥストラへの階段 (電撃文庫 と 8-4)

著者 :
  • メディアワークス (2007年11月10日発売)
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本棚登録 : 470
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 同作者の『扉の外』でも同じ密室空間ネタをやっていたが、こちらでは心理ゲームというよりトリック性を重視したゲームになっている気がする。特に後半のインタレストゲームは数字との戦いというお題を判り易く表していると思う。

しかし、前作と同じく主要人物とその他大勢という壁を明確にしすぎている気がする。流石にクラスメイトに対して『由紀の後ろの女子生徒』とか『クラス委員長の男子生徒』という呼び名は正直如何なものかと思った。

 ボリュームとしては後半のインタレストゲームがほとんどを占めているような作品なのでストーリーに関する評価が難しいが、それでもゲームの展開は面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2016年8月28日
読了日 : 2008年7月23日
本棚登録日 : 2014年11月15日

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