太平洋戦争へと向かうさまざまな段階で多くの選択肢が存在したにもかかわらず、そのほぼ全てにおいて最悪の選択を行ったことが、日米開戦に必然的に繋がっていったということがよく理解できた。
その原因のほとんどの部分を戦前の教育システムの欠陥によって指導者を育成できなかったことにある、ということにも共感できた。
ただ、各要素にかかる分析が、浅い部分にとどまっているように感じた。もっと場面を絞って、多角的な分析をするべきだったのではないか。
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2011年10月11日
- 読了日 : 2011年10月11日
- 本棚登録日 : 2011年10月4日
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